博物館探訪-海上保安資料館横浜館
先日所用で横浜へ行った折り、思いのほか用事が早く済んだので、無料の資料館を2か所ハシゴしてみました(^^)
まずは『海上保安資料館』。
ここには現在、九州南西海域工作船事件の船本体と回収された武器類などが展示されています。
建物にはまんま『工作船資料館』と書いてありますね(^^;)
その名のとおり、中には工作船がまるごと置いてあって、デカさにたじろぎます
船底に向かってV字型になったこの船は高速航行に適し、4基のスクリューにエンジン、機銃や自爆装置まで搭載されていたそうです。
事件の概要についてはリンク先にありますが、巡視船からの銃撃の痕が生々しく残っている様子や、自爆した船体内部も公開されていました。
そのほか、工作員の持ち物や銃器などの武器も展示されていました。
正直……展示自体はだいぶ雑です(汗
私は船の撮影許可しかもらわなかったので、その辺のこまごましたものは撮ってきませんでした
あと、実は私は『九州南西海域工作船事件』ってなんじゃ?という感じだったのですが、ちゃんと館内入ってすぐのところに映像資料も用意されています。
それを見てから見学した方が、ひとつひとつの資料から感じ取れるものが違ってきていいんじゃないかな。
中国漁船によるサンゴ密漁は記憶に新しいものですが、すぐ身近に迫る外国の脅威と、それを防ぐために日夜努力し続けているひと達がいるということを、たまには思い出さなければいけないな
そんなことを考えさせてくれる施設でした。
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