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カテゴリー「旅行・地域」の記事

165年前って、何時代??

去る8月7日は、『浅草花やしき』の日。

試食モニターなんてものにうっかり当選して渋谷に行かねばならんかったので(^^;)ついでに寄り道してみました。

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今年、花やしきは開園165周年だそうですよ。

165年前……って、ペリーが来航した嘉永6年なんだとか。

すっげー

開園当時は牡丹や菊が見られる庭園で、明治後期から昭和初期までは動物園だったらしい。

いろいろ変遷してますな

入園口の横にある郵便ポストが、なにげにカワイイです

 

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中はメチャ狭

聞いてはいたけど、本当にビルとビルに挟まれてます。

アトラクションみっちり

でもスペースをうまく使って、花壇やオブジェなんかもたくさんありました

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滝があったり……↓

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カップルシート(?)も。↓

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スカイツリーも見えちゃいます

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せっかく来たので、11枚綴りの乗り物券を買って、花やしき名物『ローラーコースター』に乗車!

意外に高低差があるのと、車体がガタガタ揺れるのが怖い(゚ー゚;

でも、短っ!!(笑)

「うおーーーっ」と叫んでる途中で終点に着いちゃいました

そして。

夏と言えば……お化け屋敷ですよね!

ワタクシ、人生初のひとりお化け屋敷を体験してまいりました!!

わりとホラー系へっちゃらな方だし、所詮「花やしきでしょ?」と余裕かまして入りましたが……5秒で後悔

暗い~! 怖い~! 道順判らない~~!!~(°°;)))オロオロ(((;°°)~

一か所、本当にどっちに進めばいいのか判らなくて、本気で泣きそうになりました

もうひとりお化け屋敷は2度とやらない

すぐ近くに、やっぱり怖い系のアトラクションがあったのですが ↓これ。

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懲りちゃったので(汗)その隣の3Dシアターなるものへ。

私が行った時には、ダイオウイカとマッコウクジラ(だったか?)の戦いちゃらいうショートムービーが上映されていて、……やはりほとんどのひとが隣の『ゴーストの館』に吸い込まれるのか、ガラガラ状態だったので、遠慮なく真ん前の席に陣取りました(笑)

でもこれ、侮れないおもしろさ!

3Dの魅力を遺憾なく発揮した映像になっていて、かなり頑張って制作した感じw(゚o゚)w

たぶんだけど……『ゴーストの館』よりおもしろいと思いますよ(笑)

お勧めです(^^)

 

そんなこんなで、乗り物券11枚を使い切ってしまいました。

本当はビックリハウスも行きたかったんだけどな~

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でもまあキリがないので、お土産買って帰りました。

駅までの帰り道でも、こんなのや↓

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こんなのが見られて↓

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予想以上に……楽しかった!

皆さんも何かのついでにでも、ぜひ『花やしき』、遊びに行ってみてください(笑)

 

ちなみに花やしき土産↓

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結構ウケました(σ・∀・)σ

横浜・花散策♪

用事で横浜に行ったらば、何やら街中花まみれになっていました

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どうやら『ガーデンネックレス横浜』ちゃら言う取り組みらしく、いくつかのスポットでお花を楽しめるようになっているみたいです(^^)

この日は赤レンガ倉庫でもイベントがあったようで、異国風の建物と花の共演は、まるでお伽噺の世界にいるようでした

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でっかい船も。↓

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象の鼻パークで開催されていた『花壇展(たぶん)』はアーティスティックな花壇が並んでいて、相当おもしろいです!

ワタクシここで狂喜乱舞タイムに突入(笑)

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花壇というか、もう小さな庭という感じで、どこから見ても美し~い

もちろん入っちゃいけないのですが、でも気分的には中で寝転んでまったりお茶でも飲みたい

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狂乱タイム、まだまだ終わらず……

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もうそろそろ飽きたってか?(^^;)

最後にもいっちょ(笑

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いや~、眼福眼福

 

この催しは、内容や場所を変えながら6月3日までやっているそうです。

横浜方面に行かれる機会のある方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

私もまた期間中に横浜行っちゃいそう(笑)

ウマノアシガタかっ!!~昭和記念公園散策日記その2

豆まき大会でひととおり盛り上がった(?)こもれびの里を後にして、近くにある日本庭園へ立ち寄ることに。

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春に見事な花を咲かせる牡丹も、今はまだ菰を着ています。

でも雪の残った日本庭園も、なかなか風情があっていいですな

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Dscf3034 池の底まで美しい

 

そして昭和記念公園の日本庭園と言えば!

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盆栽

そんなに広いスペースではないのですが、結構たくさんの作品が展示されています。

ちょっと変わったものもあって、見ていて飽きない

ここでワタクシ狂喜乱舞タイムに突入してしまったので、暫しご観覧あれ(笑

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公園の梅はまだロウバイ以外は蕾でしたが、盆栽の梅はもう花開いていました。

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↑こういう子たち大好き! かわいい……

まあ、こうなってくると、盆栽と鉢植えの違いはどこにあるのか??って感じではありますが(^^;)

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盆栽ってのは、不等辺三角形を意識してつくるのが基本なんだそうです。

なので、多くは器の片側に幹がきて、逆側に枝を伸ばし、その先が器の中に納まる程度で不等辺三角の比率になっているのが美しいのだとか。

また、正面は幹が見えるように枝を剪定し、裏側は人間の髪の毛と同様にこんもりと残す。

そして、ふんぞり返って偉そうに見えないよう、心持ち前傾姿勢を取らせるのがいいとされているあたりが、いかにも日本人らしいでしょ?と、盆栽師さん(? たぶん)が説明してくださいました(^^)

ちなみに盆栽にも、元となる古木を山奥や崖っぷちから採取してくるプラントハンターみたいな役目のひとがいるらしい。

過酷な自然環境下で、長生きではあるもののそれ以上大きくなれずにいた木を盆栽に仕立てているので、大抵は記載されている樹齢よりも年上なことが多いとおっしゃっていました。

幹が朽ちて白骨化しても樹皮さえあれば生き続けることが可能なのだそうで、そういう子は盆栽として健康管理をされることでより長く生きられる、というようなお話も。

……実は私、盆栽を見るのは好きでも、人間の美意識で皮を剥いだり枝を捻じ曲げたりしてつくることには若干の疑問も抱いたりしていたのですが……誤解だったみたいです、すみません

 

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ブーゲンビリアの盆栽↓

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最近は沖縄製の盆栽も増えているとか。

仏手柑なんて珍しい植物も。

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ちょうど明日2月8日から、上野の東京都美術館で『国風盆栽展』という展示会が催されます。

盆栽をつくっている人なら一度はこの展示会に出るのが夢なんだと、前述の盆栽師さんが教えてくれるほど歴史のある展示会のようなので、盆栽にご興味お持ちの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

そんなこんなで結構な時間を盆栽苑で過ごしてしまいました

だいぶ日も暮れ、より寒さが厳しくなってきたので()急いで次の目的地へ。

こんな道を抜け↓

Dscf3043 シャーベット状態のトンボ池

途中こんなものに引っかかりながら↓

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辿り着きました『花みどり文化センター クリスマスローズ展』!

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この展示会では、いろんな種類のクリスマスローズの鉢植えやアート作品が見られます。

……クリスマスローズと聞くと、私は『はみだしっ子』という漫画を思い出すのですが(^^;)


養子先で母親になるひとのためにバラの花束を買ってこいと言われてクリスマスローズを買ってきたサーニンが、アンジーにボロクソに言われるという……。

しかもサーニンがそれを選んだ理由が、花屋のお姉さんに「クリスマスローズはウマノアシガタ科」と説明されたからで。

(サーニンは競走馬の騎手志望であった(笑)

ちなみに「ウマノアシガタ科」というのは、クリスマスローズの属するキンポウゲ科の別名だそうです。

そういうのがあったので、クリスマスローズってなんか地味~な花というイメージだったのですが……おやおや、これはこれは!?

色も豊富なら、花びらや葉の形もいろいろ種類があって、いやこれ、だてに『ローズ』と名乗ってない!

本日2度目の狂喜乱舞タイム発動(笑)

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Dscf3065 Dscf3066 リス発見

 

点数自体はそんなに多くはありませんが、クリスマスローズの種類別の特徴を説明するボードの展示や、苗の販売、講演会やワークショップなどもあるようなので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょう?

こちらは2月12日まで。

入場料は無料です

さあ、心の中に豆をまけ! 鬼はきみの内にいる~昭和記念公園散策日記その1

久しぶりに入園料払って昭和記念公園に行ってきました(笑

目指すは『こもれびの里』豆まきイベント!

公園には何度か来たことがあるのですが、実は『こもれびの里』方面には行ってみたことがなかったので、ちょっとワクワク

だがしかし……!

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園内は、先日降った雪の名残りも濃かったです

そして寒い!

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↑スノードロップ。ぴったり(笑

 

『こもれびの里』は、平成14年に発足したボランティア団体が公園事業者と共同運営をしているエリアで、昭和30年代武蔵野の農村が再現されています。

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エリア内には、江戸時代中期に建てられた名主の屋敷を移築した農家の他に、炭焼き小屋や果樹園、畑などがあります。

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↑畑に立っていたナゾの物体。

『あぼへぼ』と言って、本来は小正月(1月15日頃)に神棚や屋外に飾ってその年の豊穣を祈るものらしい。

『あぼへぼ』は粟穂・稗穂が訛ったものだとか。

 

主屋の囲炉裏↓

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囲炉裏の上にいるお魚は、実は火災除けのお呪いだそうです。

魚は夜眠る時も目を開けているので、もし火種が残っていて火事になりかけてもいち早く気づき、口から水を吐いて消し止めてくれるんですって。

東北の方では、末代までの守りを願って松の木で彫刻したりするらしいと、囲炉裏番のボランティアスタッフさんが教えてくれました

ちなみに名古屋城とかの屋根の上にいる鯱も、同じ理由でつけられているのだとか。

なんかこういうものの考え方、いいなぁ。

自然界に属するものが自分たちを守ってくれると信じられるほど、昔のひとは自然と仲良くしてたんでしょうね。

現代の我々は……とてもそんなこと期待できないので、火災報知器が必要なんだな(^^;)

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客間?には雛人形も。

今の季節は穀物蔵でも雛人形が展示されています。

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蔵の中に人形って……なんか妖しくていいですね

 

そんなものをぶらぶら見ている間に、豆まきイベントの開始時間に。

鬼退治の総大将?らしき爺ちゃんが、柊にいわしの頭が刺さったものを持って登場。

『やいかがし(焼嗅)』というそうです。

鬼除けの呪物ですね。

見たことはありましたが、名前は知らなかった~。

鬼は鰯を焼く臭いが嫌い、という説明でしたが、調べてみたら他にも、鰯を焼く匂いにおびき寄せられた鬼の目を、柊の葉が突いて撃退する、なんていわれもあるとか。

尖ったものが鬼の目を突く……ってのは、民俗学的に見ても興味深いですね(^^)

その他、節分に関わる豆知識のレクチャーなど。その中で、タイトルのようなことを爺ちゃんがのたまって(笑)ついに鬼(ボランティアスタッフさん)の登場で、豆まき開始!

なんか鬼、楽しそうだな(笑
 
さほど広くはない(というか狭い)とってもささやかな里ですが、ほっこりできるいいスペースでした

ちなみに今の季節、里の裏手に『セツブンソウ』という花も咲いています。

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ちっちゃくて可愛い

 

ついでなので、里の近くにある『こもれびの丘』なんてものにも登ってみました。

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……まあ特に何があるというわけでもなかったのですが(汗)、丘から里の方を眺め下ろせば……、

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旅から故郷に帰ってきたような、そんな感慨に浸れる……かも?(笑

「足を延ばす」とは通常どのくらいの距離のことを言うのだろうか。。。

先日訪れた深川江戸資料館。

めったには行かない界隈なので、木場公園まで足を延ばしてみました

……って、地図上では結構近くに見えたのですが、実際歩いてみたら40分? 50分?

なので資料館から歩くのはあまりおススメしませんが(汗)、公園は広くて綺麗でおススメです(笑)

 

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↑石柱の上に飛行機型の風見鶏

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↑1本1本の柱に挿された花もそれぞれ彩りが違うので、見ていて楽しい

 

公園の中に小さな植物園もあって、色とりどりの花が咲いていました(^^)

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あまり見たことのない種類もあったのですが特に説明ボードはなく、名前が判らないのがちょっと残念

でも、ぶらぶら歩くには充分楽しめます!

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↑小さな日本庭園も

 

植物園の近くにミドリアムという展示スペースもあるのですが、私が行った時は休館日だったので中には入れませんでした。残念

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そんなワケで、帰り際に立ち寄っただけですが、紅葉も見られたし、綺麗な花に癒やされイイ気分

お近くに用事のある方は、ふらりと訪れてみてはいかがでしょう?(^^)

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↑一応これも見どころらしい『木場公園大橋』

街の灯りがとてもキレイね♪

明治5年の10月31日(旧暦9月29日)に横浜でガス灯が点火されたのを記念して制定された『ガスの記念日』。

毎年この時季、こんなものをやっているらしい。

とゆーワケで行ってまいりました、横浜・馬車道!

 

結構広範囲にわたってイルミネーションやら展示やらの催しが行われているようなので、いくつか見たいものをチョイスして回ることにしました。

別の用事で横浜入りしたのが5時過ぎだったので、まずは関内ホール前のガス灯点火だけは見逃せない!と急ぎ足

私が着いた時は、ジャズの生演奏が行なわれていました。

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みんな結構お年を召した方達なのですが、このお爺ちゃんのサキソフォン(?)がとろけるように甘い音色なんだわ、これが(笑

しかもみんなイイ笑顔だぜ

私自身はさほどジャズ好きなわけではないのですが、宵闇の街にしっとりと馴染んで、ステキなひと時を過ごさせていただきました

楽しそうにお仕事(?)しているひとを見るのは、なんか気持ちがいいですね!

 

そして灯されるガスライト。

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関内ホール前だけではなく、81基ものガス灯が今でも街灯として活躍しているのだとか。

二酸化炭素の排出量とか地球温暖化回避の観点から見るとどうなんだろう、なんて思ったり思わなかったりもするのですが(^^;)、電灯とは違う、炎の揺らぎで変わる表情豊かなガスの灯りは、やっぱりノスタルジックで魅力的

明るきゃいいってもんじゃあないのさ!……と言いつつも、夜道で手許の地図がまったく見えず

本当はホテルニューグランドのキャンドルファンタジーを見たかったのですが、行き着けませんでした

 

でも途中で赤レンガ倉庫の近くを通って、本当にキレイな夜景を拝めたので満足です!

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私のカメラではこれが限界なのですが、実景は本当に素晴らしかった~

 

帰り際、これだけは絶対に見たいと思っていた横浜テレビ局のガス灯展示!

……なんですが、とっても小規模で、スタンプラリーの景品を受け取りに来たひとがついでにちょっと見ていくくらいのつもりで用意されたものだったようです(^^;)

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花ガスランプも置いてありましたが……これ、GAS MUSEUMから持ってきたものかもな。

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でも他に見学者もいなかったためか、係(?)のお姉さんがいろいろ説明してくれて楽しかったです。

昔のガス灯は裸火でしたが、現在馬車道で使われているものはすべてマントルを被せたものなのだとか。

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マントルは絹に薬品を染み込ませたもので、燃えて灰になっても半年くらいはそのままの形を保てるそうです。

でもこれ、ひとつ1700円くらいするんですって。

それが1基にみっつくらい必要だから……って、結構維持費かかりそうですね(^^;)

会場にいた(お姉さんいわく)専門家の方が言うには、マントルをつけた方がオレンジ色っぽい明るい燈火になるそうです。

 

専門家「昔は裸火だったので、燈火の色も青っぽかったと思いますよ」

と言った途端、お姉さんが目をキラキラさせて、

お姉さん「だからブルーライト横浜っていうのかしら!?

 

……ああ、ここにも楽しそうにお仕事するひとがいた(笑

このお姉さん、どこのひとなのか判りませんが、私が展示品の写真を撮りだしたら「あっ、私も撮っておこう。めったにこんなの見られないし!」と、いそいそカメラを持ち出したり、ともかくガス灯LOVE感が半端なかったです。

なにげでこのお姉さんに出会えたのが、今日一番の収穫かな(笑

 

そんなワケで、僅か2時間弱の横浜散歩。

建物も綺麗だし、なんと言っても夜景の美しい街なので、機会があればまたゆっくりお散歩してみたいと思いました

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醸しちゃってます~

空気と水の美味いところは、酒もまた美味いのん~

ということで、行ってまいりました小澤酒造の酒蔵見学

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兄夫婦の誕生日祝いイベントだったので、事前にネットで予約をしておいて正解でした。

この日は土曜ということもあってか、待合室は満席。

でも山小屋風の待合室は、クーラーも利いていて快適~

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↑入ってすぐのところに飾られていた、酒造りの行程を示した人形。

あと『酒匠会』なるところが発行している『美酔物語』という情報ペーパーが設置されていました。

「いい酒はいい酒器で飲る」をコンセプトにした陶器コラムなんかも載っているので、興味のある方はゲットしてみてください

そんなものを読んでいる間に、ガイドさん登場。

昔はマイ徳利を持参して酒屋にお酒を買いに行った話や、澤乃井の杉玉は裏山から材料を採ってきて作っているとか、そんな小ネタまじりの説明を聞いた後は、いよいよ蔵に潜入です!

ちなみに杉玉、希望すれば売ってくれるそうですよ(笑

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↑蔵の扉の上には神棚が。

手前にある水場で靴底を清めてから入ります。

 

蔵の中は冷房もないのにひんやり~。土塀効果だそうです。

……一応写真撮影OK(動画はNG)だったのですが、見るのに夢中で撮り忘れました(^^;)

残念ながら仕込み時季ではなかったので見どころも少なかったのですが、古民家のような梁の趣や、雰囲気を堪能するだけでも楽しかったです。

貯蔵タンクは鉄製とステンレス製があって、ステンレスは高い!とか、容量8.101(リットルか?)の貯蔵タンクがあれば、1日2合ずつ飲んで60年飲み続けられる!とか、そんな小話も聞くことができます。

酒作りの職人も高齢化が進んでいるなんていう業界の課題なんかもポロリと零され、いろいろ感慨深いものがありました

 

そして圧巻だったのは、見学順路最後に訪れる『蔵の井戸』!

澤乃井さんでは多摩川対岸の山奥にある『山の井戸』と、この『蔵の井戸』のふたつを使っているそうですが、ともかく本当に水が綺麗

普通井戸と言うと縦型のものをイメージしますが、これは横井戸と呼ばれるものだそうです。

中近東などの乾燥地帯で発達した様式だそうで、遠方から地下を通して水を曳いているのだとか。

この水使ってんなら、そりゃ美味い酒ができるわ!(笑

そんなこんなな酒蔵見学。

最後にお酒も振る舞っていただき、ご機嫌状態で蔵を後にしました

 

ほろ酔い気分で次に向かったのは『豆らく』さん。

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ああ、こういう小鉢でいろんなものが食べられるお料理っていいですね

ここでもお酒をいただき、美しいお料理をツマミに舌鼓

そしてお腹を満たした後は、私の行きたかったかんざし美術館へみんなつき合わされるという(^^;)

美術館のお話は、また別だてで(笑

 

美術館見学の後、澤乃井園に戻りがてら途中の寒山寺へ。

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この寺は、明治18年に書家の田口某が、中国遊学の際に訪れた寒山寺から釈迦仏木像を託されたのに端を発するのだとか。

落成したのは昭和5年。

この地の地主で、澤乃井醸造元当主であった小澤太平氏の尽力によるのだそうです。

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中央のケース内に件の木像が安置されています。

写真だと光っちゃってよく見えないですね

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↑うちの老母も頑張って階段をのぼりおりしております(笑

 

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ってな感じの沢井探訪。

正直、酒蔵以外はあまりこれと言ったものもないのですが(汗)久しぶりにマイナスイオンを浴びて、リフレッシュ効果に与りました

次回は普通に山歩きも楽しそうだな~

えいこら~えいこら~それ曳け舟を~♪

消化不良の未来科学館を早々に切り上げ、近くにある『船の科学館』へ行くことに(^^;)

ここもかねてから行ってみたいと思いつつ、場所の問題で今まで果たせずにおりました。

よっしゃー、これで気分よく帰れるぞ~!

……と思ったら、休館中でした

なんだよ今日ツイテねーな

でも公園に係留されていた南極観測船宗谷は公開中。

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つい最近横浜でも船見たけど、せっかくだから乗船してきました(^^)

 

宗谷と言うと南極観測のイメージしかなかったのですが、もともとはカムチャッカ沿岸を航行する為にロシアから依頼されて造られた貨物船なんだそうです。

しかも1978年までは海上保安庁の巡視船もしていたんだと。

結構いろんなことやってたんですね(^^;)

 

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スクリューが積んである。

船の左右についていたものをはずして、ここに展示してあるらしい。

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06 おおっ!? ひとがおる!

この船には時々上のような人形が一緒に展示されていました。

船内の雰囲気がよく判って、いい感じですね!

07 食料庫。

08 こんなメダルも展示してありました。

09 Σ(゜□゜)!! もしやキミ達はタロ&ジロ!?

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『ペミカン』??

ってなんだろうと思って調べてみたら、登山をする方などが利用するものなんだそうな。

肉と野菜を炒めたものをラードで固めたもので、これを素にカレーとかシチューとかつくるらしい。

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↑素人にも判りやすい解説ボードを置いてくれているのが好印象です

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タケシ!!!

宗谷には動物がいっぱい乗ってたんですね。

ノアの方舟!?(微妙に縁起悪いか……

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結構しっかりした医務室。

お人形付きなので、どのように治療が行なわれていたのかも判りやすい!

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無線は船が日本と通信するための唯一の手段だったのだとか。

そう考えるとなんだかシミジミ……。

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そうか、帆船とはマストの形も違うんですね。

左は船倉に荷物を積み込むのに使われていたそうです。

右は、ヘリコプターの発着もできる甲板についているマスト。最上部にヘリコプターを誘導するアンテナもついてるらしい。

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この他にもたくさん見学できる場所がありましたが……いかんせん夏はあーつーいーーー

若干命の危険を感じたので、駆け足で下船しました(^^;)

うーん、今度はちゃんと航行している船に乗りたいなぁ~。

ラボラブ♪ その2

実はこの日、JAXAのほかに海上技術安全研究所電子航法研究所交通安全環境研究所というみっつの施設も一般公開。

しかもスタンプラリーをやっていて、よっつの研究所のスタンプを集めると記念品が貰えるという……。

これ……ムリだよ(^^;)

正直、じっくり見学したらひとつの研究所だけでも1日かかっちゃいそうなのに。

これが常設展の会場であれば、こういう共同の取り組みはいいと思います。

でも年に1日でしょ!?

今日しかないんでしょ!??

もう少し展示を見ていたそうだった子供の手を引いて、「ほら、次のスタンプ取りに行こう」とせかせか出ていく親御さんを何人か見かけたのが、なんだかとてもせつなかったです

ひとつの研究所内に違う絵柄のスタンプが結構たくさん用意されていたので、研究所ごとのスタンプラリーでいいんじゃないかと思ったり。

 

まあ、それはさておき。

 

さすがに私はすべての研究所を回るのはムリだと思ったので、次の見学場所に海上技術安全研究所(NMRI)をチョイスしました。

時間帯もあるかもしれませんが、こちらの研究施設の方がひともまばらで見やすかったです。

展示室が飛び飛びになっている研究所仕様にもJAXAで多少慣れたせいもあってか、ほぼストレスなく見て回れました。

とゆーか、ぶっちゃけ私はこっちの方が断然おもしろかったです

ついこの間『横浜みなと博物館』とか行ったおかげで、多少研究内容が判るというのも大きかったかも。

ただ、こちらは実演の時間が結構あいているので、効率よく回らないとすべての実験を見られないのが難しいかな

最初に入った潮流発生装置の実演まで40分近くあったので、私は先に操船リスクシミュレータを見学。

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これはみなと博物館にもあったな。

自分で操船させてもらえる分、おもしろさで言えばみなと博物館の方がおススメ(笑

でも、模擬船橋の手前にあるシミュレータ操作室を見られたり、操船者の行動分析ができるモニターがあったりと、みなと博物館とは違ったおもしろさがありました。

25 ←シミュレータ操作室。

 

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これは水槽にいろんな種類の波をつくり出せる装置の実演展示。

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……波が☆の形を作ったんですが、この映像で判ったかな……(^^;)

32 真上からのモニター映像。

この実験展示は相当おもしろかったです!

が……この実験が具体的になんのためのものなのか、実用性の部分がよく判らなかったです(^^;)

もうちょいその辺の説明があるとよかったかも。

 

海底資源を探索する水中ロボットの展示室。

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潜水艇とか潜水ロボットとか萌え~

どうやら私、空より海の方が好きらしい(笑

 

氷海船舶試験水槽。

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その名のとおり、厚い氷を割って進む船をつくるための実験装置らしい。

この装置内、気温マイナス5度とか(^^;)

寒い!!

37 マイナス5度の環境をつくり出している天井。

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順番待ちで、橋の上から船を引っ張って氷が割れる感触を体感できるという話でしたが、いや、この寒冷の中にそう長くはいられまい……ということで、私は橋まで行かずに退室しました

もうあらかた氷も壊されちゃってるし

早い時間に行くと模型船も引っ張り甲斐があるそうですよ(笑

 

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海洋構造物が波によってどんな影響を受けるのかを実験する装置。

奥から手前へ波を寄せて、中央に浮いている模型がどんな動きをするかを実演してくれました。

おそらく模型の大きさと波の高さの比率は現実のものと合わせてあるのだと思うので、この実験ではゆらゆらしているだけの構造物模型も実際の海上だとすんげー勢いでどんぶらこするんだろうな、というのが想像できます

 

そのほか放射線や分子模型を作るワークショップなどを見て回ったところでタイムアップ

全部の展示室は見られませんでした~(´;ω;`)

いやだからこれ、研究所よっつも回るのは絶対ムリだから!

行けなかった電子航法と交通安全環境は来年リベンジ!

(やっぱり来年も行くのか?(汗)

今回回ったふたつの研究所を比較すると、JAXAの方が活気もあって、運営サイドも楽しんでやっている雰囲気がありました。

各展示室に必ずエデュケーターが待機していて、展示ボードの前で立ち止まって見ていたりすると「これは○○の実験資料なんですよ」とか、気さくに声をかけてくれるのが印象的でした。

話しかけやすい雰囲気もあったので、ちょっとした質問などもしやすかったです。

イマイチ反応の薄いちびっこ相手に説明がだらーっとしてきたところに簡単な質問をして、その回答をさらに掘り下げた質問をしてみるとか、回答を踏まえた感想を述べてみるとかすると、解説員の方が息を吹き返して(笑)その後の説明に俄然熱が入るという場面もあったので、大人も遠慮せずに疑問点を訊いてみるといいのではないかと思います

エデュケーターについてはNMRIの方がむしろ『研究者!』ってイメージの強い方が多かった気がします。

愛想がないので、ちょっと話しかけづらい(^^;)

でも放射線の解説ボードを熱心に見ていたら、「ご興味ありますか?」と寄ってきてくれた方も。

……単に老眼で細かい文字が読めなくてガン見してただけなんですが

放射能の種類とかちょっと説明していただきましたが、すでに単語がよく判らず「凄いですねー」しか返せなかった

でも最後の方では、某国が核ミサイルを撃ったらどうなるかとか、ここでは書けないような世間話もできて、大変楽しかったです

 

全体的な印象としては、どちらもアミューズメント性が強く打ち出されていて、見学後に例えば研究者を目指すとか、その分野に興味を持って勉強を始めるといった学習効果がどれだけ望めるのかは少々疑問。

JAXAではワークシートが用意されていて、回答を見せると記念品が貰えるとかがあったのかな?

ただのスタンプラリーよりはこっちの方が自発的に学習できてよさそうです。

各展示室での配布資料も置いてありましたので、家に持ち帰って勉強し直すことも可能。

NMRIもこの辺を取り入れられると、もっと楽しくできるんじゃないかな~と思いますが、使える予算が違うのかもしれませんね

JAXAはお土産コーナーでしっかり宇宙食とか売ってましたし(笑

スパコンの活用実績を紹介している展示室では、3Dプリンタで作ったキーホルダーを配布したりと、このイベントにある程度の経費入れてるなという感じでした。

ちなみに私の戦利品↓

41 42

 

そんなワケで、ほぼ8時間2万歩近く歩き回って疲れたけど、楽しかった~~~!!

同じ学問に関わる施設ですが、博物館とはまったく違う魅力満載でした。

最近は申し込み制で個人でも見学させてもらえる研究施設もあるようなので、機会を見つけてまた行ってみたいと思います!

ラボラブ♪

毎年4月18日前後の1週間は「科学技術週間」。

とゆーワケで、行ってまいりました『調布航空宇宙センター 一般公開』(≧∇≦)

どうやら毎年1回、この時期に開かれているイベントなんだそうです。

いつから始まったものなのやら、結構近所に住んでたこともあったのに、まったく知りませんでした

年に1度ということもあって、会場は朝から満員!

研究者やセンター職員さんのトークイベントなどもありますが、開場30分後くらいに私が着いた時には、既に午前の部(3回)の整理券は配布終了していました

まあ今回はイベントの様子を見るのが主な目的なので、良しとしよう(笑

 

入口でガイドマップを貰い、早速見学へGO!

……なのですが、結構展示施設が敷地内に飛んでいて、方向音痴の私にはマップを見てもどっちにどれがあるのかがよく判らず(汗

一応道の途中に「この先に何番展示室」みたいな看板が立ってはいるのですが、度々「ど~こ~??」という感じだったので、見たい展示室へ行くというよりはとりあえず行き着いた部屋を見て回る、という方針にしました(^^;)

最初に入った展示室には、飛行機の模型などが置いてありました。

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先端についているキラキラしたものはなんだろう……と思いながら模型の前を通り過ぎ、帰り際に反対側を通ってみて初めてこの展示品の説明ボードを発見!

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あ、この飛行機、無人機の自動着陸実験用模型だったんだ……。

ってな具合に、イマイチその展示品がなんなのかがよく判らないという場面が結構ありました。

大きな原因は、やっぱり見学者が多すぎて、展示企画者の本来の意図とは違う動線で見て回らざるを得ない状況だったこと。

この展示室も、飛行機模型の解説ボード側に飛行機の操縦体験コーナーみたいなものがあって、それ待ちの列が長蛇になっていたんですよね。

なので私はそこを避けて裏側に回っちゃったんですね(汗

また、部屋の入り口付近にある概要説明なども、ゆっくり滞留して読めないので、ある程度の基礎知識がないとその部屋のテーマ自体が判らない。

私は今回まったく予習して行かなかったので、ぶっちゃけ初めの3部屋くらいは「JAXAって何してるとこだっけ?」と思いながら見てました(^^;)

実はガイドマップにそこそこ解説文が載っていたので、事前にPDFを入手して読んでから行けばよかったな~と激しく後悔

さらに、展示室に置いてある映像資料が利用しづらいのも、展示理解を促進できない理由かな、と。

せっかくあちこちに映像モニターが置いてあるのですが……。

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①タッチパネルで複数の映像資料を選択できるが、それぞれ何分間の映像なのか判らない。

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②見学者が自分で操作できる展示品のすぐ脇に映像モニターが設置されている。

ほかの部屋でも、大判の解説ボードの前にモニターが置いてあったりしたのですが、滞留しやすい展示物の傍に、見学に時間のかかる映像資料を置くのはいかがなものかと(^^;)

単に操作できる展示品の順番待ちで映像資料を再生させる見学者も出てきますし、そうでなくても混雑を助長しちゃいます(汗

③上記のような設置であるのに、映像の音量が小さすぎてまったくナレーションが聞こえない。そして音量調節のしかたも判らない。

④映像資料自体が長すぎる。

通常こういう資料って、3分から長くても6分くらいかなと思うのですが、普通にテレビの特番!?ってくらいの長さのものも……

普段モンクばっか言ってっけど、博物館の展示ってやっぱちゃんと考えられてるんだなぁ、と今回改めて判りました(^^;)

とまあ、若干残念な部分もあったのですが、ただ飽くまでここは研究施設なので展示法に不慣れなのは仕様がないし、その残念さを上回る楽しさだったのでノープロブレムです!

来年はちゃんと予習してから行きます!

(来年も行くのか。)

なんと言っても普段立ち入りが禁じられているところを見て回れるというだけでもテンション

04 こういうのもめったに見られない光景だ(笑

 

ではでは、ざざっとおもしろかった展示室をばご紹介。

 

遷音速フラッタ風洞↓

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07 ←フラッタ現象を実際に見せてくれました。

10 11 ←しかしこの穴が俯瞰図のどれにあたるのか私には???

12 ←建物外壁。装置の中を通った風が、ここから出てくるらしい。

 

1m×1m超音速風洞

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15 あちこちにあるエアタンクがなんかかわいい

 

6.5m×5.5m低速風洞

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23 ←こういうのがあると今いる場所と装置の全体像をリンクできて判りやすい!

 

通路の一画で桜も咲いていました

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お天気がよかったので、桜の近くでお弁当を食べている家族も

 

そんなこんなで、私の中でJAXA=風洞という図式が固定したワケなのですが(笑

第2会場へ移動するバスが30分待ちとかだったので、今回は第1会場だけを見て終わりにしました。

よし、次は海上技術安全研究所だ!

(2へ続く)