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博物館探訪-横浜人形の家

2017年博物館探訪、最後は私の大好きな人形で締め括ってみようかと行ってきました『横浜 人形の家』(^^)

世界各国の民族人形や、こけしなど日本国内各地の伝統人形ほか、1万点以上のコレクションを持つ博物館で、展示以外に人形制作ワークショップや、館内にあるホールでの人形劇、音楽会などの公演も積極的に行なっているようです。

 

展示室に入ってすぐの部屋には、横浜開港によりいかにして異国風の人形がひとびとの生活に受け入れられていくのか、その流れを簡単に説明する資料が並んでいます。

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大正11年頃に発行された少女雑誌の表紙にはキューピーさんもいますね

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↑これは昭和62年につくられた『赤いくつの女の子』。

異人さんに連れてかれちゃう~~(笑

ちなみに縮緬生地でできているらしいです

 

大正末期になるとアメリカで、雇用問題から日系移民排斥運動が起こり、日米両国の関係悪化を緩和するために『友情人形』なるものの交換が行われたのだとか。

12,000体もの青い目のお人形が、大挙して日本へやってきたわけですね(笑

彼女たちは、ちゃんとパスポートや列車の切符も持っていたんですって!

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そしてその返礼として、東京や京都の人形師さんたちが生み出した市松人形58体がアメリカへ渡ったそうです。

 

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↑横浜の郷土人形。

昭和初期に横浜土産として考案されたのだとか。

横浜の治安維持にあたっていた『菜っぱ隊』と呼ばれる役人や、異国の紳士、水夫と船で働くインド人など、横浜開港当時の風俗を今に伝えています。

 

次の展示室内には、各国の民族人形が所狭しと並べられていて……

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所狭しと……

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……いや、並べすぎじゃね!?

平気で解説ボードの前にも置いてるし!

読ませる気ねーなコレ。

ショーケース前のデスク上にも度々 ↓

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みたいな解説があるのですが、該当資料は ↓

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離れすぎだろ!!?

このパターン、ほかでも多く見かけました。

どの人形についての解説なのか、当該資料を捜すのに結構イライラ

ほかにも、

Dscf2575 ショーケースの継ぎ目を意識していない。

 

Dscf2578 Dscf2579 前の資料が邪魔で名札が見えない。

 

Dscf2609 Dscf2608 解説ボード自体が邪魔で、資料の細部を見られない。

 

明らかに、資料出しすぎ(^^;)

解説も、「ほほう!」と感嘆するほど詳しいものもあれば国旗しかついていないようなものもあり、研究深度にばらつきを感じました。

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↑狐が集まって歌っている(?)人形とか、きっと何か謂われがあるのだと思うのですが……。

後ろの人形とは特に関係ないのかな……そういうのも含めて、解説が欲しかった

 

なので、展示替えを前提に、少し整理して見せた方がいいのではないかと……。

コレクション数は充分な数が揃ってますし、なかなか目にすることのないような貴重な資料も見受けられたので、余計にこの乱雑な陳列法が残念です

でも展示替えは手間がかかるし、もしかしたら大きな収蔵庫とかを持ってないのかなーとも思ったり。

いろいろご事情があるんでしょうね。

 

コレクションは本当に素晴らしかったので、いくつか私の気になったものをご紹介しておきますね

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大阪のビリケンさんを思い出してしまうのは私だけか!?

 

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展示室の中央にドールハウス

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ヤバい、たまらんっ

 

次の間にこんなものも。

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こういうのはこの時季ならではの展示でいいですね!

ざる被ったわんこは子供のくしゃみを止めるのに効果があるらしい(笑

 

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↑年表と制作年代を提示した人形の展示。

……でも人形、年代順に並んでいるわけではない。う~ん??

 

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ひっくり返すと ↓

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私はこういうの大好きなので躊躇わずスカート捲ったりして捜しましたが、前を歩いていた親子はチラッと見ただけで素通りしちゃってて、ちょっと寂しかったです

「猫捜せ!」ボードに気づかなかったのかもなぁと思い、目立つように置いてその場を離れ、そっと見守っていたら、次に来たカップルはしっかりやってくれました。よしっ!(笑

 

2階にはビスクドールを始めとする西洋人形と、日本の雛人形などが展示されています。

素材ごとの人形種別や特徴を纏めたパネルが入口にあるので、それを確認してから実物を見ると面白いですよ!

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布でつくられた人形 ↓

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からくり人形 ↓

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どちらも人形動作中の映像がモニターに流されています。

ダンス人形の方は、動きがかーなーり激しい!(笑

 

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↑雛人形。お家つきです

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浄瑠璃人形 ↓

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現代作家さんの作品……だったかな? ↓

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美しい……

 

展示室の奥で、ビスクドールと市松人形の制作過程を映像化した資料を見られます。

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このコーナー、非常に興味深かったです(^^)

映像はむだのない簡潔なつくりで長さも適度。

2本とも飽きずに最後まで見られると思います。

また、下に抽斗があって、開けると人形のパーツが。

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一部は触ることもできるように工夫されていますので、感触などを確かめることも可能です。

抽斗を開けるという行為自体も、ちょっとワクワクしていいですよね!

 

そんな感じで、小さな施設のわりにガッツリ楽しめました

学習施設としてはもう少し情報量が多くてもいいのかなと思いますが、人形に興味を持つきっかけとしては充分ですし、もともと興味のある方も満足できるだけの資料数なんじゃないかな。

年明けは2日から開館されるそうなので、お正月に退屈したら、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか?

 

ちなみにこの日、特別展で『シルバニアファミリー×ドールハウス展』をやっていました。

こっちは特に学習効果云々というのはないので、別立てで写真だけご紹介しますね(^^)

ご興味のある方は『シルバニアファミリー×ドールハウス展』へ!(笑

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