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博物館探訪-GAS MUSEUM(ガス ミュージアム)

東京各地が気温37度という酷暑に見舞われる中、小平市にある『GAS MUSEUM』に行ってきました。

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その名のとおり、東京ガスが運営している博物館です。

ガス灯の歴史や仕組みを扱った『ガス灯館』と、ガスがストーブや調理器具などに転用されてからの資料を展示した『くらし館』のふたつに分かれています。

無料の施設ですが、一応入館前に受け付けが必要。

そこでパンフレットと見学順路の書かれたマップをいただき、いざ出陣!(笑

 

まずは『ガス灯館』へ。

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明治42年に建てられた東京ガス本郷出張所を復元したという建物は、外観も内装も美しいです。

入ってすぐの部屋で、見学のための案内ビデオを観られるようになっています。

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数分程度のビデオを見ながら、ちょっとクールダウン(^^;)

いやもう、なんてったって外は37度ですからsweat01

生き返る~~~っ!

……という具合に、見学前に一息吐けるいいシステムになっていました(笑

 

ガスと言うと天然ガスしか私はイメージがなかったのですが、実は最初のガスは石炭を蒸し焼きにして製造していたのだそうです。

石炭からガスが採れることを最初に発見したベルギーのヘルモントさんは、当初その奇妙な気体(ガス)を「ワイルド・スピリット」と呼んでいたのだそうな。

ワイルド・スピリット……なんか無駄にかっこいいんですけど!happy02

日本でも幕末頃には石炭ガスの採集がおこなわれ、明治4年には大阪造幣局にガス灯が灯されたのだとか。

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18 ←これを展示している辺りに東京ガスの矜持が窺える(笑

 

『ガス灯館』では日に3~4回ほど、実際にガス灯に火を入れる実演展示をしてくれています。

初期のガス灯は裸火でした……という解説と共に実物資料を見ても、ちょっとピンとこなかったのですが、実演展示を見てやっと「まんまガスコンロやん!?」と理解できました(^^;)

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↑奥から灯明(油)、蠟燭、ガス灯、ガスマントルと並んでいて、明るさを比較できる。

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↑灯明。中央にある「掻き立て」と呼ばれる陶器で灯芯を押したり引いたりして、明るさを調整するらしいです。

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↑花ガス。今で言うネオンのようなものらしい。

これなんか本当にガスコンロを立てて置いたような感じで、こんなのが街のあちこちにあったら気温上がっちゃうんじゃないのか!?coldsweats02

そもそも危ない気が……。

一説には、関東大震災でガスや石油ランプから火災が多く発生したために、以降は安全性の高い電灯が主流になったという話も。

これ見ると頷けます(^^;)

 

05 07_2 08  ←ガスライトギャラリー。

06 マントル式の卓上スタンド。国産。

09 鹿鳴館で使用されていたガス灯。

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↑左がパリのガス灯、右がロンドンのガス灯。

共に19世紀中頃のものですが、パリのものの方がデコラティブshine

お国柄でしょうかね?

ロンドンはやっぱり雨が多いから、上に水が溜まらないデザインになってるのかしら(笑

10 ……展示資料の後ろに解説ボードを置くというのはいかがなものか……見えんちゅうねんgawk

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↑2階へ上がる階段の天井につけられたシャンデリア。

英国製の分銅伸縮ランプ?? 確かになんか錘みたいなものがくっついてますね。

13 部屋の片隅にもガス灯。まぁ、中は電球かもsweat01

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昔はガス灯の点灯消灯を仕事にしているひともいたそうです。

『くらし館』の方に、点消方がお仕事をしているジオラマがありました。

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いろんな照明器具を並べてあるコーナー↓

19 ひで灯蓋。

20 波模様蔵行燈。

21 石油ランプ。

 

また、10月9日(月・祝)まで、2階の企画展示室で『ガス燈』展が開かれています。

美しいシェードがつけられたガスランプを見ることができますよhappy01

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2枚目の写真は藤原式一出腕ガスランプ。アームの部分が衣紋掛けみたいな和風デザインになっているのが特徴。

京都御所に設置されていたものだとか。

3枚目の写真のランプは、アームについた草花の飾りが上下逆さになっていたり、コックやツマミの位置から見ても、元は裸火用のガス灯だったのではないかと説明されていました。

26 27 シェードの色がとても綺麗heart04

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↑19世紀フランスの教会で使われていたガスランプ。

火口の数が25もあるそうな。

ああ、これ、実際に点灯されているところを見てみたいなぁ~confident

 

この他にも美しいシェードランプがたくさん展示されていました!

写真は撮り損ねたのですが、1点「吊下式笠付下向ガスランプ」という、シェードの上に陶製(?)の笠がついたランプがあったのですが……。

説明を読むと、ガスの燃焼熱が直接天井に伝わらないよう、笠の上側は青、内側は白くなっているとあるのですが、下から見上げるかたちでの見学しかできないので笠上面の青色を確認することはできませんでした。

こういうの、説明文に書いてあれば見たくなるのが人情なので、笠の上に鏡を設置するとかして青色の上部も見られる工夫があればよりよかったな、と思いました。

まあでも、美しいランプがいっぱいで、なんだかんだ結構がっつり楽しんだので満足です!happy01

普段はこのスペースでは錦絵展示がおこなわれているようです。

そちらにご興味ある方は、展示スケジュールを確認してから行ってみてくださいね。

 

長くなってしまったので『くらし館』については、次回のリポートで!

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