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博物館探訪-東京国立博物館・特別展「茶の湯」

無料招待券をゲットしたので行ってまいりました、上野の東京国立博物館特別展「茶の湯」

 

国宝「曜変天目」を始め、同じく国宝の「青磁下蕪花生」や重要文化財・黒楽茶碗「ムキ栗」、茶室を飾る雪景山水図など、貴重な品がずらりと並ぶ展覧会は、37年前に開かれた「茶の美術」(トーハク・1980年)以来のものなのだとか。

途中で展示替えを行いつつ、全部で259点もの名品が集められています。

展示は茶の湯という文化がどのように発展していったのか、その歴史を追い駆けながら、時代時代の茶人に愛された品が紹介されていて、大変見ごたえがあります。

私は今回、利休に対する印象がだいぶ変わりました(^^;)

展示室内は撮影禁止なので、さらっと紹介するだけに留めますが、普段焼き物などがお好きな方なら特に茶道の知識がなくても充分楽しめると思います。

もちろん茶道に造詣が深ければ、より楽しいかと(^^)

私自身はまったく茶の作法とか判りませんが、前を歩いていた年配女性2人連れがどうやらお茶を嗜んでいる方のようで、「この茶杓使いやすそう」とか「あの茶入に似たものが〇〇円で三越に売っていた」とかいう会話をしながら見学する後をくっついて歩いて、随分楽しませていただきました(笑

 

会場内は結構な混雑でしたが、展示ケースよりも高い位置の壁に解説ボードがついているため、遠くから先に解説を読んで、人垣に隙間ができたところで展示品を見るということが可能。また、陶磁器の展示ケースの向かい側に絵画や書を展示することで人の滞留を散らす工夫もされていたので、さほどストレスなく見学できました。

このへんはさすがトーハク!

今回、展示ケースもこだわりの逸品なんだそうです。

ケースの底にLEDを入れ、その上に黒いフィルムをかけることで光を調整してあるため、陶器の表面のざらつきやくぼみなどのコントラストがはっきり見えて、より質感を得られるようになっているのだとか。

やはり国立、予算が潤沢なんだなcatface

 

茶の文化そのものを扱った展示会なので、中に茶室の模型も展示されていました。↓

01 ここだけ唯一撮影可能。

01a 01b

だいぶブレちゃったんですが、床の間に飾られた竹製の花入れ。

実はこれ、花も木工細工なんだそうです。

本物の花を使うと湿気や微生物の問題とかがあるんでしょうねthink

 

ともかく、国宝・重文級の展示品が目白押し!

別に国宝だからというわけではありませんが、やっぱり曜変天目は美しかった~heart04

あのダマダマ具合が絶妙なんですよ!

お金かけて作った特殊ケースの効果もあってか、中の色味も大変鮮やかshine

独立したケースに入っているので、四方から矯めつ眇めつできるのも魅力です(^^)

曜変天目の展示は5/7まで。

ああっ、もう日がないですねsweat01

 

あとお勧めは青磁下蕪花生!

青磁の花瓶とか壺ってよくありますが、この色はめったに見ない。

ほんっっとーーーに美しいですhappy02

 

また、侘茶のエリアにある赤楽茶碗「白鷺」は、個人的には隣の展示品のケース越しに見える面の方が味があってよかったので、興味のある方はぜひケースひとつ分透かして眺めてみてください(笑

立体の造形物なので、どの方向から見るかで結構印象違いますよhappy01

 

開催は6/4まで。

入場料が高いのが若干難ですが、ご興味のある方は足を運ばれてはいかかでしょうか?

 

……今回の展示会、「茶の美術展」の企画者・林屋晴三さん(東京国立博物館名誉館員)にもいろいろとアドバイスをいただいたのだそうです。

でも、開催を楽しみにしながら、その直前にお亡くなりになったのだとか。

直接は関係のない話ですが、そんなエピソードを聞くと、この展示会に懸ける学芸員さんの心持ちなどを想像して、また少し違った見方ができるかもしれませんね。

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