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2015年4月

博物館探訪-ルーヴル美術館展

知人がタダ券を持っているということだったので、行ってまいりました。

ルーヴル美術館展

 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄』 国立新美術館

 

テレビなどでもさんざん宣伝をしていたので、ご存知のかたも多いかと思いますが、ルーヴル美術館所蔵の名画80点と2、3の考古資料を展示した企画展です。

テーマが、絵画からその時代時代における西欧諸国の風俗を知る、というようなものでしたので、8部屋に分かれた展示室それぞれへの作品の配しかたに工夫がなされていました。

『風俗』にスポットがあたっているためか、似たテーマや状況を描いた絵がまとめて展示されているんですね。

実はワタクシ、西洋絵画に興味が薄く(^^;)美術館もそんなには行かないのですが、こういうジャンル分けでの展示って結構あるんでしょうかね?

私は斬新な感じがしたのですが……。

見世物として街中でひとの歯を抜く男の絵が2枚並んで展示されていたり、狩りの情景画が数点まとまっていたりして、その時代、場所の、ひとびとの生活や息吹を感じられるいい展示にはなっていたと思います。

 

ただ……その絵が描かれた時代はキャプションに書いてあっても、どの国なのかというのが判らないものも多く……。

このキャプションについては、私はちょっともの言いたいのですが(笑

まず、字が小さい!

相当近づかないと読めないので、どうしても観覧者が絵に近づいてしまう。

小さい絵の場合にはそれでもいいですが、大きな絵は遠くから観たいな、と思ったところで、絵の前にひとが群れているので観られないのですね(^^;)

そもそもキャプションをつける場所が低すぎていたような気もします。

あと、絵と絵の間があいているので、絵の両側に同じキャプションを置くとひとが左右に分散されていいのではないかと思いました。

一部の絵についてはそういうふうにキャプションをつけていたのですが……全部やればいいのに(^^;)

説明書きの内容も、もう少し詳しくてもいいのかな、という気も若干しました。

 

例えば『慈悲の七つの行い』という絵は、奥のほうに葬式をしているらしきひとびとがうっすらぼんやり描かれているのですが、私と一緒に観にいったひとはそれには気づきませんでしたし、なにか描かれているなと思っても、それがなにかは判らない、というひとも結構いたのではないかと思います。

『二人の従姉妹』という絵も、私には湖(?)の向こうにカップルらしきふたりが見えて、それが手前に立っている後ろ姿の女性の哀感をさらに際立たせているように感じたのですが、真相は……?という感じ。

『ヴァルシュタイン伯爵、姉マティルデとリンドルフ男爵』とかいう絵に至っては、旧タイトルが『二人のライバル』だとかで、確かに女性ひとりを巡るふたりの男の確執っぽいものが垣間見えたりするのですが、姉って、伯爵の姉か男爵の姉か? それでライバルって、頽廃っぽい妄想とかしちゃっていいのかしらん?って、気になってしようがなかったんですけど!(笑

 

全体的に、ある程度絵画に造詣のあるひとでないと、十二分には楽しめない展示会になっているような気がします。

正直、絵画門外漢の私的には、並んでいる絵の制作年代が新旧混在しているのも実はちょっと違和感ありました(^^;)

まあ、テーマ別にまとめるために、そうせざるを得なかったのかな、とは思いますが……。

ただ、既存の評価や解説に依らず、自分の感性で絵を楽しんでほしいという意図もあるのかな、とも思うので、これはこれでいいのかもしれないです。

絵画自体は、おお!というものもさすがに多く、個人的には額の美しさに感動したりもしたので、興味のあるかたは充分楽しめると思います。

 

展示スペース自体も、センスのいい落ち着いたつくりになっていました。

国立新美術館、私は今回初めて訪れたのですが、非常にコンセプトがおもしろいです。

自前の収蔵品を持たず、あくまで展示スペースを提供するというかたちの美術館なんだそうです。

現在多くの美術館、博物館は集客に苦労しつつ、貴重な資料の保存管理や研究をおこなわなければならない状況ですが、展示と教育普及の部分に特化したこういう施設とうまく連携できると、互いにいいような気がします。

個人的には、この美術館の今後の活動に注目したい感じです。

 

『ルーヴル美術館展』は6月1日までの開催。

ゴールデンウィークに入ると混雑しちゃうような気がするので、行くなら今かも!?(笑 

ちなみに、国立新美術館の建物内にも食事のできる場所はありますが、近所に結構安くて美味しいお店がたくさんあるので、開拓してみるのも楽しいと思いますよ!

絵のお好きなかた、静かな空間で癒やされたいかたも、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

新年度!

本日、大学の今年度分在籍料を支払ってまいりました……。

寸前まで「もう、やめちゃおっかな~」と迷ってたんですが、いやでもあと4科目試験受けて実習に行けば学芸員資格取れるし!

まあ資格取ったからってすぐに仕事にありつけるわけでもなければ、対外的に何が変わるということもないけど、でも私はなんか変わるだろうし!

単にモラトリアムしたいだけじゃんだの、キャリア形成ができてないだの、周囲からいろいろ言われたりもしてますが、私の人生に直接関係のない人間に何言われたって「けっ」ってなもんだよ、と若干攻撃的な発言を(心の中で)したりしつつ、自分を鼓舞しております(^^;)

うーん、この数年どうも年度替わりの時期にナーバスになりがちな私ですが、もうお金も払い込んじゃったことだし!

今年度も最後まで走りきってみせるぜ!!

 

……とりあえず、やらなきゃいかんことをサクサク片づけよう……ヤレヤレ (;´Д`A 

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