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横網町公園

数日前。

偶然ふらりと、両国にある『横網町公園』に立ち寄りました。

本当に偶然行き着いたのでまったく予備知識なしだったのですが、この公園、関東大震災の時に近隣住民の避難場所になっていて、しかも多くの方が炎に巻かれて亡くなられたのだとか。

公園の奥の方に、結構立派な慰霊堂が建っていました。

無料で中に入れることもあって、何も考えずぷら〜りと入ってみたのですが……。

……実を言うと、私、震災戦災関連の話ってあんまり好きじゃない。

特に「こんなに悲惨だったのよ、大変だったのよ」というのを、これでもかと見せつけられると、なんだか経験していないことを責められているような気がして、反発を覚えたりもするのですが。

この慰霊堂、入って左側の壁には大戦時の戦禍夥しい日本の町の様子を写した写真が、右側には関東大震災の被害に遭う人々を描いた絵がかかっていて。

絵の方には、1枚1枚についてどういう場面を描いたものなのかという説明書きがついている。

その内の1枚、大勢のひとが一つ所に固まって、その上を炎が舐めている絵なのですが……震災時に起きた火災から逃れて公園内の池にひとびとが殺到したところを描いているそうです。

小さな池はひとびとを炎から守ることはできず、上の方にいたひとは焼け死に、下の方にいたひとは溺死したと書かれていました。

……なんかねー……、それを見たときに、なんとも言えない気持ちになったのですよ。

結局みんな死んじゃって、もっと違う判断をしていれば助かったかも、でもこの状況にいざ自分が置かれたら果たしてこれよりもマシな判断ができるだろうか、とか。

混乱とか恐怖とか、言葉は知っているけど、本当にどんなものなのかは私はきっと知らない。

記憶にも新しい3月の震災で、あんなに何度も被害の大きさを映像で見せられていたのに、実はあんまり何も判ってなかったんだなと改めて気づいたりして。

で、その対面の壁には戦争被害の写真がある。

操ることのできない自然がもたらした災害。

それとは違う、自傷みたいな戦争被害。

何をどう考えるべきなのかとか、別にそれで自分の考えがもの凄く変化したというわけでもないのですが、それでも心が揺り動かされるものは確かにあった。

先にも書きましたが、本来私はあんまりこういうのに感動する方じゃないです。

でも、機会があればみなさんにも訪れてみてほしい場所だなーと思って、今回ご紹介してみました。

 

ちなみに……何故かこの慰霊堂、出入り口の柱の上に水晶玉を抱えたぶた(?)の彫刻が乗っています。

なにげにシュールだ。。。

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