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白い魔手に縊られるなら、死もまた悦楽に違いない

呼吸をするのさえ、忘れた。
狭い室内を彩る猟奇美に、私の魂はがんじがらめにされていたのだ。

 

パラボリカ・ビス
小島文美展『精霊蝕』

 

 

ってなワケで、間口の狭い画廊の階段を上り、観てまいりましたよ、小島さんの個展!

耽美系画風(で、いいのかな?)のイラストレーターさんなんですが、ワタクシこの方の絵が好きで好きで……(*^^*)
たぶんギュスターヴ・モローの絵に萌っ!とくる方ならお気に召されるのではないでしょうか(って、別に私が好きなだけですが(汗)

今までにコナミゲームの『ドラキュラ城シリーズ』のキャラクターデザインや菊地秀行さんの小説カバーなどを手がけていらっしゃいますが、未だに画集も出ていないので、これだけたくさんの作品を一度に拝見するのは、私は初めてでした。

いやー……もう、ね。。。。ともかく美しい。
絵の前に立った瞬間膝ががくがくしてしまったのは、今しがたえっちらおっちら上ってきた階段のせいばかりではあるまいよ。
ナマ原画ならではの質感や微妙な色みに圧倒されました。
キャラクタの背後でうねる暗雲のような凹凸や、随所に塗り込められたラメラメなどは、やっぱり印刷では充分に再現できませんものね。
そうかー、アルカードの白髪の影は金粉だったんだねーーー……(ほぅ)。

二部屋に分かれている展示室の右側の部屋にはドラキュラ城関係の作品が多く集められていて、かつてどこかで目にしたことのあるものがほとんどでした。
それだけに、「うわ、これ本当はこうなってたんだ!」みたいな発見があって、かなり興奮。
これもナマ原画だからこそ見られる修正液の痕とか、漫画原稿用紙に描かれたペン画とか(笑
寄ったり離れたりしながらガン見しちゃいました(^^;)

向かいの部屋の方は、比較的最近描かれた作品と、逆に初期の頃(?)の小品が展示されていました。
アメコミみたいなペン画など、ちょっと珍しいものもあって、これまた楽しかったです。
特に私は入って右手の方の壁にかけられていた作品群がかなり印象に残りました。
この方、ぼかしが本当にうまいんです。
キャラクタの腰から下をうまくバックに溶かし込んだりしているので、人物がキャンバスからせり出して見えたりするんですよ。
空間の中でもの凄く人物の存在感が強い。それでいて、幽かなんです。
もう本当にゾクゾクしますね。
また、人物なしの作品もとてもよかった。
『廃園』(だったかな?)という作品などは、しばらく絵の前から動けませんでした。
と言うか、正直、私もう本当に、展示室から出てきたくなかったです(^^;)

ただ、ひとつ残念だったのは、一部の作品の額にガラスがはめ込まれていたのですが、それが光を反射してしまって絵がよく見えなかったんですよね。
たぶん部屋の照明ではなく窓から入る日光が反射していたのではないかと思います。
ので、できれば日没後に訪れた方がいいのかも。

個展はパラボリカ・ビスで今月いっぱい開かれています。

http://www.2minus.com/parabis_access.html

月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00(水曜定休)
入場料500円

画廊の受付は狭い階段を上った右側の部屋にありますー。
入口が地味なので見落とさないように注意です。

うーん、私ももう1回夜行こうかなー。

 

ちなみに、どうやら小島さんの初画集がついに刊行されるようです。
でも、だいぶ前から出版するする言っていた朝日ソノラマさんからではないようです。
(こちらは頓挫しちゃったのでしょうかねー? コナミさんの版権絡みが厄介だとかいう話もあったようですが……。)

『Santa lilio Sangre/緋いユリ』(飛鳥新社)今春~夏? だそうです。
私はもう買う気マンマン(笑

↓一応小島さんキャラデザのゲームをちょこっと紹介しときまするー。

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コメント

時々『Santa lilio Sangre/緋いユリ』(飛鳥新社)の情報を求めて見にきてくださる方がいらっしゃるようなので、一応……。どうやらこの画集も発売未定になっちゃったみたいです。。。がーん

長いこと待たされた小島さんの画集ですが、現在制作最終段階だそうです。
飛鳥新社さんのHPにお知らせが掲載されてました。
やっぱり時々画集の情報を求めてこの頁に辿り着く方がいらっしゃるようですので、一応情報載せておきます。
ご参考までにー。

http://www.asukashinsha.jp/s/
(飛鳥新社さん情報頁)

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