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2007年6月

土佐と言えば勤王党

夏はアイス、冬もアイス、ぶっちゃけ年中いつでもアイスなワタクシ。
先日激うまアイスを見つけちゃいました。

『土佐 天日塩』

Shioice 

アイスと言うよりはシャーベット系です。
甘すぎず、でも別にしょっぱいわけでもなく、爽やかな口どけで食欲のないときにもペロリといけちゃいそう。
家からちょっと離れたところにあるスーパーで150円でご購入でした。
うん、また買いに行こう。

……って、今回の話題と表題はまるで関係なかったっすね。

はみだしてますか?

最近マンガも読んでねーなぁ。

――ってことで、にわかに家の蔵書をあさってみている今日この頃。
取り出しましたは三原順さん作『はみだしっ子』。
どんな話かって言うと、親に虐待されたりなんだりして家出した4人の子供が出会い、寄り添い合って、自分を受け入れてくれる場所を探すために旅をする……と言う、なんかこうして文章にしてみると「ださっ!」って感じのお話なんですが、このマンガ何が面白いって、主役の4人がもの凄くキャラ立ちしてるんです。

簡単にご紹介してみると、まずグレアム。
4人のリーダー格で、常に冷静沈着、まじめかつ物静かで、一見すると優等生。でも基本的にものの考え方が後ろ向きで、精神的にはあまり強くないもよう。
とある有名ピアニストの一人息子で、自らもピアニストになるべく幼い頃から厳しく育てられている。
でもってこのピアニストのとーちゃんがキョーレツな性格で、グレアムが犬と遊んでばかりいてピアノの練習をサボっていたと知るや、ステッキで犬を殴り殺してしまうほど。
そのとき犬を庇ったグレアムの右目をステッキがかすり、彼は失明。
そんな旦那に耐えきれず、かーちゃん失踪。
近所に住んでいるかーちゃんの兄嫁である伯母に可愛がられてなんとか成長しますが、もともと病弱だった伯母はある日病床に。
そんな彼女にとーちゃん一言、「あんたが死んだら右目をくれ」。
で、その伯母さんも「グレアムに右目をあげてね」と遺書を残して手首を切ってしまうという、壮絶なようなちょいと陳腐なような過去の持ち主です。

お次がアンジー。
この子はさる有名女優が無名の頃に生んだ私生児で、小さい頃から親戚の家に預けられ、たまに会いに来るお母さんを待ち侘びる日々。
ところがある日小児麻痺で右足が動かなくなってしまう。
そんな彼を「お荷物だ」と母親が話しているのを聞いてしまい家出……と言う、こちらも改めて書いてみるとチープな生い立ちなんですが、4人の中では私は一番この子が好きかなー。
いつもフリフリヒラヒラのお洋服や羽根帽子なんかをつけているハンサムさんで、性格は意地っ張りで皮肉屋。反面、神経細やかで面倒見のいいひとです。手先が器用で、お絵描きお料理はお手のもの。音痴なのが玉に瑕でしょうか。

2人よりも3歳下の年少組にあたるのがサーニンとマックスの2人。
サーニンは無口で元気な野生児で、動物好きです。嘘のつけない性格で、度胸も行動力もある男気溢れる少年です。
ロシア人のひいじいさんとイギリス人の両親と共に暮らしていましたが、ことあるごとにひいじいさんとお父さんが衝突。その軋轢に耐えられなかったお母さんはノイローゼで死亡。そのショックで口をきけなくなってしまったサーニンは父親の手で地下室に閉じ込められ、偶然通りかかったアンジーに助け出された、という設定。
そんな経緯があるので、アンジーとサーニンの人間関係というのも結構面白いものがあるのですが。

で、最後がマックス。
この子は実の父親に絞殺されそうになって家出した……んだっけかな? ま、ぶっちゃけコイツのことは私はあんまり興味ないんですが(酷い(^^;)

そんな4人が、旅の途中でいろんなひとと巡り合っては訣別しーを繰り返していくんですが、私の凄く好きなシーンはコレ↓

グレアムのとーちゃんが癌で倒れ、彼だけ実家に帰ったときのお話。
グレアムは20歳になったらとーちゃんを殺そうと思っていたので、それよりも先に病気で死んでいく父親を複雑な思いで見守ります。
しかも、とーちゃんは過去の非情な自分を忘れ去ったかのように穏やかになっていて、グレアム以外の周囲のひととも和解している。
そんな彼が、グレアムに「5歳のときに花びんを割っただろう? 許して逝ってやりたいから告白してしまえ」と言います。
でも、その花びんはグレアムが見つけたときにはもう割れていたものなので、彼は「ボクじゃない」と答えます。
周囲のひとは、今さら誰が犯人かなどは問題じゃないから、とーちゃんがそれで気が済むなら謝ってやれと言いますが、グレアムは結局最後まで謝りません。
そして、とーちゃんの死後、一服盛られた彼は、知らないうちに失明していた右目にとーちゃんの角膜を移植されてしまいます。
その包帯が取れる頃、迎えにきたアンジー達にグレアムは「それでも……ボクは割らなかった」と呟きます。
それに対してアンジーが答えたのは「ふうん……」の一言なんですよ。
この「ふうん……」。
これ、なかなか言えないよね。
こういうときって、人間やっぱり自分の好奇心を優先させてしまいがちじゃないですか?
たぶん「なんの話?」って説明を求めてしまうと思うんですよ。
なんかこの「ふうん……」に、アンジーの人間性と、アンジー&グレアムの関係性が凝縮されているみたいで、もの凄く好きなんですよねー。

……ここまで長々書いたので、よく皆さんがやっているアファリエイトちゅうやつを私も初挑戦です。

Book はみだしっ子 (第1巻)

著者:三原 順
販売元:白泉社
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Book はみだしっ子 (第2巻)

著者:三原 順
販売元:白泉社
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Book はみだしっ子 (第3巻)

著者:三原 順
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Book はみだしっ子 (第4巻)

著者:三原 順
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Book はみだしっ子 (第5巻)

著者:三原 順
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Book はみだしっ子 (第6巻)

著者:三原 順
販売元:白泉社
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ちなみに、このマンガ、はっきり言って絵は添え物なので、読むのに時間がかかります(^^;)私が持っているのはコミック版ですが、今発売されているのは文庫版のようです。んー……さらに字が細かくなるのかー……(^^;)
あと、味が出てくるのは3巻以降(と私は思っている)なので、短気なひとにはお勧めできないかもー(汗

博物館探訪-国立科学博物館『特別展 花』

なんだか最近博物館づいておりますが、久しぶりに上野に行ってまいりました。
目的は国立科学博物館の特別展『花 FLOWER~太古の花から青いバラまで』。

内容はサブタイトルが示すとおり、遺跡から見つかった花粉の分析や花の品種改良の解説などまで、ともかく花に関するいろんなことが雑多に展示されていました。

Flower01_1 
ひとつひとつのテーマをもう少し掘り下げて扱ってほしかったかなーというのはあるのですが、『花』に対する興味を持たせる導入口としての役割は充分に果たしていたかと思います。

特に、古来の日本人の花に対する考え方や感性みたいなものに着目していたコーナーは、私はとても興味深かったです。
このエリアはセットも凄かった!
和歌や源氏物語の一節が紹介されているのですが、六条院と人形の模型展示が……。
これ、よく作ったなぁ~という感じです。

Flower05

タイトルにあるのは青いバラですが、一応この展示会の目玉は、ヒマラヤの青いケシです。
青空を切り取ったような空色――という触れ込みですが、展示場ではちょっと褪せて見えちゃったかな(汗
その後のエリアで見られる青いカーネーションの方が印象に残りました。

Flower02

総評としては、いろんなところに生花が飾られているのですが、正直ちょっとくたびれちゃってるものも多くあって、残念と言えば残念。
ただ、相手が切花であるだけに、博物館側の管理の苦労は大変なものがあるだろうというのは想像に難くないです。
後は、展示の解説がもう少し詳しくてもよかったんじゃないかなとは思いました。
でも、お花が好きな方なら充分楽しめる内容かなと。
ちなみに私はじっくりゆっくり見て歩いて、3時間かかりました(汗
開催は今月の17日(日)まで。
入場料大人1,300円です。
ご興味のある方は、足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

特別展花HP:http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2007/flower/index.html

Flower03_1 Flower04_1

ちなみに科博、今までずっと工事中だった日本館がリニューアルオープンしてました。
せっかくなので観て行こうかと思ったのですが、ワンフロア回ったところで力尽きてしまいました(汗汗
ってゆーか、今まであった地球館だけでも1日じゃ回りきれねーと思ったのに、これ以上増やしてどうするか!?
リピーター割引券とかいうのもあるようですが……ふぅ。

博物館探訪-ジブリ美術館

「これでまたヒット飛ばしちゃうぞー、稼いじゃうぞーってのが見え見えで、なんかいやらしいんだよね」
とかなんとか誹謗しながらも、新作が封切られると映画館まで足を運んでしまう私は、へたれアンチ宮崎です。
へたれとは言えアンチなので、決して訪れることはないだろうと思っていたジブリ美術館ですが、この度ひょんなことから行かざるを得ないハメになりました。

『三鷹の森ジブリ美術館』……一時入場希望者が殺到して予約を入れても3ヵ月待ちだとかなんとか言われ、その割に行ってきたひとの話を聞くと「たいしたことなかったよ」と言うひとが大半だったので、これまた私、あまりいい印象を持っておりませんでした。
今回も、チケットが一人1,000円で、しかもローソンでしか買えないだとか、入場可能時間が指定されているとか、「いけ好かないわね、ケッ」って感じだったのですが。
……すみません、とても面白かったです(汗

まず、展示内容はアニメーションの仕組みや投影機材などもあり、アニメ文化を学べるいい内容になっています。
もちろんジブリ作品の絵コンテや宮崎さんの作業机の再現展示などもあり、ファンにはたまらないでしょう。
でも何より私が楽しかったのは、建物そのものがかなり凝ったつくりになってることです。
壁に穿たれた小さなくぐり戸や、地階から二階に伸びる狭っくるしい螺旋階段、一般客の入れない部屋の窓から猫が覗いてたりとか、開けると鏡に驚かされる騙し扉などなど、ともかく楽しい仕掛けがいっぱいでした。

Jibri02_1

外観もとても可愛いです。

Jibri01_1  Jibri03 Jibri06

屋上にはラピュタに出てくるロボットが仁王立ち、小道を通って奥まで行くと、ラピュタ語の書かれたれいの石が……っ!

Jibri05 Jibri04

館内展示のぬいぐるみのネコバスに小学生以下しか乗れないというのがちょっと残念ですが(^^;)1,000円払っても損した気分には(私は)なりませんでした。
友人などからは「子供は楽しかったみたいだけど、大人はつまんないよ」と言われていたのですが……(あれれれれ??)
最近はそれほどメチャ混みはしていないようですので、機会がありましたら足を運んでみてはいかがでしょうか?

ジブリ美術館HP http://www.ghibli-museum.jp/

ちなみにアニメに興味のある方は、こんな博物館も↓

杉並アニメーションミュージアム http://www.sam.or.jp/index.php

(規模は小さいですが、アフレコ体験ができたりスタッフと一緒にセル画を作れたり、なにより無料です(^^)

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