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医療現場の現実?

東京都中野区の総合病院に勤務していた小児科医の中原利郎さん(当時44才)が1999年に自殺したのは過労が原因として、妻のり子さんが労災と認めなかった新宿労働基準監督署の処分取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、自殺を労災と認め処分を取り消した。
「管理職として心理的負荷がかかり、遅くとも自殺の約2カ月前にはうつ病になっていた。自殺と業務には因果関係がある」と判断。(3月14日 共同通信の記事より)

このニュースを聞いたとき、なんだかとても遣る瀬無い気持ちになった。
病人を治療する立場の人間が、過労死とは……。
確かに、私の知っている総合病院の医師も、朝から晩まで患者を診続けて、ちゃんとお昼ご飯食べてるんだろうかと患者であるこちらが心配になってしまうくらいだ。
最近はテレビなどでも医者の不親切や勉強不足を糾弾するような番組が見受けられるが、こんな状況ではいたし方ないのかな、と思ったりもする。
自分が極限状態のときに他人に親身になんてなれないだろうし、ましてや勉強している余裕もないのだろう。
医者の数が足りないのか、患者の数が多すぎるのか。

待合室が、たいした病気でもないのに病院に来る老人の社交場のようになっているから、医療費負担を増やして来ないようにしよう、なんて話もあったような気がするが、それもなんだかなー。
基本的には、病院なんて用がなければ行かない場所だ。
「たいした病気じゃない」と言うが、それが「たいした病気」なのかそうでないのかなんて、素人である患者には判らんだろう。
なんだか判らないけど具合が悪ければ、そりゃ不安だからみんな病院に行くでしょう。

例えば頭痛ひとつにしても、その痛み方によって危険なものかそうでないのかが判るという。
最近はそういう知識を与えてくれるテレビ番組も増えていて、結構参考になったりもする。
昔は「とげを刺したらユキノシタの葉を巻くといい」とか言ってくれるお婆ちゃんがいたりしたものだが、核家族化が進んだ今は、そんな知恵袋も手近にない。
だから、そういう知識を与えてくれる機会を意図的につくらなければ、病院が大繁盛という現状も是正されないだろう。
いっそのこと、学校で基礎的な医学知識を教えたらいいのではないかとさえ思ったりして。
自分の体の状態に対して正しい知識を持つのは大切なことだし、その中から、医学に興味を持って医者を目指す者も現われるだろう。
医者の子供が医者になる、のではなく、医者になりたい者が医者になってくれたら、その方がだんぜんいい。
「美しいひとが住む美しい国」にする為とかいうワケの判らん教育改革案より、よほど有益なのではないだろうかと思ったりする今日この頃なのだ。

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