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氷上の貴公子

なんの話かと言えば、フィギュアスケートなんですな。

私がフィギュアスケートというものを初めて観たのは、当時アイスダンスの覇者だったベステミワノワ・ブーキン組が引退(だかプロ転向だか)するという年のNHK杯だったと思います。
今思えば、たぶんエキシビジョンの演技だったのでしょうが、何もないただの白い氷の上に椅子をひとつ乗せただけで独自の世界をつくりあげてしまうふたりの演技に、強い衝撃を受けたのを覚えています。
これはいったいなんなのだろう、と思い、しばらくはテレビ放映されるフィギュアスケートの大会を余さず観てました。

フィギュアにはどうやら男子・女子シングルとペア、アイスダンスという4種目があるらしいと判り始めた頃。
出会ってしまったんですよ。
氷上の貴公子。
当時はソ連の、後にウクライナ代表となったヴィクトール・ペトレンコ選手。

今思い出すだけでもうっとりしちゃうんですが(笑)このひとのスケートは本当に美しかった。
もちろん、4回転ジャンプに正確なステップ、速いスピンと、技術力も高かったのですが、それより何より、表現力が豊かでした。
もう彼が氷の上に立っただけで、世界が変わっちゃうんですよ。
ジャンプとかしなくても、ただ氷の上を滑るだけで観客から拍手を貰えるような選手でした。

この頃が、私のフィギュア熱最高潮時代でした。

ペトレンコ選手のちょっと後に出てきたフランスのフィリップ・キャンデロロ選手も特徴のあるおもしろい選手でしたし、同じくフランス女子のスルヤ・ボナリーさんも迫力があってよかったなぁ。
アイスダンスのウソワ・ズーリン組とかモニオット・ラバンシー組とか、オリンピックの時にライバル襲撃疑惑で脚光を浴びてしまったトーニャ・ハーディング選手も私は結構好きでした(^^;)

昔は個性的な選手がたくさんいたように思います。
演技もそれぞれカラーが出ていておもしろかったし。
最近はみんな高得点を取ることばかりに意識が行っていて、むだな演技を省いちゃうので、私はちょっとつまらないかな。
まあ、それだけ競技として完成されてきたということなのかもしれませんが。
(昔のフィギュアスケートって、主観でしか点数つけられないという部分が多分にあったような気もするので。)

そんなこんなで、ここしばらくはあまりフィギュアスケートを観てなかったのですが、この間のオリンピックあたりからまた観始めてます。

それでグランプリファイナル2006。
私の周りでは真央ちゃん銀メダルでかなりガックリしているひともいました。
今日も伊藤みどりさんがエキシビジョン前のインタビューで、しきりと「なんでここでもう一回トリプルアクセル飛ばなかったの!?」と訊いてましたが、私は選手本人が楽しく滑れていればそれが一番いいと思うんですよね。
もちろん、伊藤みどりさんはチャレンジ精神のことを言っていたのかもしれませんが、なんとなく「飛べば金を取れたのに!」と言っているように聞こえてしまって、私はちょっとなんだかなーと思ってしまいました。
真央ちゃんって、なんだかあんまり勝利に対してガツガツしてなくて、自分がどこまでできるかの挑戦を楽しんでいるような、ちょっと飄々とした感じがして私は好きです。
なので、周囲の期待に押し潰されることなく、いつまでもスケートを楽しめる選手でいてくれたらいいなぁと思います。
(なんて、実は凄く嫌々滑ってたらどうしよう!?)

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